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知らないと損する不動産の話、知らなきゃよかった不動産のウラ話
【Vol.08】
■□■―― 『知らなきゃよかった?“カノ国の人たちの次なる爆買いは◯◯!?”』 ――
日本に旅行するカノ国の人たちも以前のようには家電製品や日用品・化粧品を爆買いする人も減ったようで、東京や京都に次いで、北海道旅行が今や大人気のようです。
母国では決してみられない北海道の澄み渡った青空と雄大な自然、そして美味しい食べ物を求めてくる富裕層が急増しているようです。
物を買うより、思い出や経験を大事にしだしたようです。
先日も朝の情報番組で民泊施設として小樽の中古住宅をカノ国の人たちが爆買いしている特集を視ました。
それまで日本人には全く買い手がいなかった物件を、手当たり次第にお買い上げ!売主にとっては、まさに救世主!!
(それまでは相当売れ残っていたようです。)
問題は、この物件が宿泊施設として利用されるまで近所の人たちに全く知らされないということらしいです。
(突如ある日、ご近所の家にスーツケースをガラガラ引いた多数の観光客が出入りするようです。びっくりですよね!!)
これが遠い北海道の話かと思いきや、少し前、日本に永住しているカノ国の人と話したのですが、東京、大阪はもちろん、名古屋でもこのような中古住宅や中古マンションを実際に欲しがっていて、もうすでに積極的に爆買いしているようです。
以前にお知らせしたように、団塊の世代の方の中古住宅がこれからどんどん空き家となり、売り物はたくさんあるのに買い手がいないという状況も予想されます。
もしかしたら、自分の住んでいる町内にもカノ国の人が経営する民泊施設が出現するかもです!!
そしてもう一つ!農地も問題なんです!日本の高齢化が空き家一つとっても顕著にみられるように、耕作放棄された農地(荒地)もかなり増えてきました。
特に市街化調整区域の農地は貸したいのに貸せない。
(誰も耕作する人がいない。規制があって農地以外に利用するのも不可。)
売りたいのに思った値段で売れない。
(農地として買い手がいない。もうただみたいな値段です。でも農家じゃなければ買えないんです。)
耕作せず、草が生え荒れてしまうと市役所から指導を受ける。(草刈りにも多大な費用が・・・・)
この20年間で五兆円あった農家の所得は三兆円を割り込み、農業就労人口は263万人から百万人減少し、しかも65歳以上の就労割合は34%から63%まで増えました。これからますますこの傾向が強まることでしょう。
もう誰もそんなに農地を必要としなくなるのです!!(恐)
知らなきゃよかったかもですが、やはり「これらの農地を買い漁っていくのも、‘カノ国の人’たちかもしれません!!??」
最後までお読み頂きありがとうございます
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